前回、アップしたスクライドのシェリスの写真。
この写真。
どんなふうにライティングしているの?、と質問を受けました。
なので、これからは少し撮影したライティングの解説なんかも行っていきますね。
この写真の撮影時のライティングはこんな感じでした。
まずメインライトの①、オパライトを被写体の顔を中心に当てています。
写真だと左上に見切れているものがそれですw
こういう暗い場所で雰囲気を出すのであれば、顔に平面的に当てるより、少し斜めに当てて陰影を出していったほうがかっこよくなります。
逆に可愛らしく撮るのであれば、平面的に当ててください。
次が②番、被写体の斜め後ろから真っ直ぐな光を細く当てるために、30x90のソフトボックスにグリッドをつけています。
被写体の頬、髪、服の縁を光らせて立体感を出しています。
最後が③のキッカーライトです。
これは直灯ですが、被写体に当てるというより、カメラのレンズに向けて発光させてます。
こうすることでフレアやゴーストを誘発させたり、モヤがかった雰囲気を出すことができます。
暗い場所で暗く撮影しているので、被写体上からのフィルインライトは使っていません。
メインライトの①とグリッド②は被写体に90度の角度で当てています。
俗に言うクロスライティングです。
十字状に光を被写体に当てるのですが、このときに被写体の位置や顔の向きで陰影がかなり変わるので、モデルには注意して動いてもらってください。
参考になれば幸いです。
ではでは。