ODNの最強流写真館

写真の撮影記や撮影ノウハウなど

AIが取り巻く世界とこれからの写真

AI画像生成がトレンドになって幾星霜。

 

イラスト屋界隈でいろいろ問題定義されてきていますが、写真業界もすごいことになってます。

仕事上、取り扱う必要があったので、自宅Windowsマシンで「StableDiffusion」環境を構築。

 

参考URL:

soroban.highreso.jp

 

うちのWindowsマシンはノートPCでそこまで強力なグラボが搭載されているわけではなく、VRAMも4GBと最低ラインを余裕で割っているのでw

それでもなんとか動作させている感じですが。

 

 

 

それで顧客から依頼があった案件なんかを少し片付けたりしながら、動作確認を行なっていました・・・

この勉強にかなりの時間を取られて、プライベートまで削られる始末・・・なかなか難しいです。

 

でも。

上記のようなプアな環境でもそこそこのものができるようになりました。

こんな感じ。

 

顧客からの依頼内容は青髪、青目、ショートヘア、白いボディスーツのサイバーっぽいの」です。

かなり顔にアニメ感を出しているので、2.5次元くらいの画像ですが、もっと写実的にもできます。

こういうジャンルの写真はもうほぼAIで行けてしまいそうです。

マジカメラいらないぞ・・・

 

こんな時代になってしまったので、写真でできることをもっと考えていく必要がありそうです。

(上記SFな子をもう少し普通にして出力してこんな感じ)

 

マジでこのまま行くとカメラマンの仕事の半分くらいは持っていかれるぞw

危機感もってこれからも調べていきます・・・すごい時代だわ。

 

ではでは。

 

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ブロトピ:今日の写真日記

【Photoshop】コンテンツに応じた塗りつぶし機能が有用すぎてすごかった

PhotoshopにもAIによる機能追加がいろいろされて便利になってきています。

その中に、去年くらいに追加された機能で、「コンテンツに応じた塗りつぶし」という機能があります。

 

不要なものを削除したい、例えば駐車場にある車を1台消したいけど、ばんそこツールだと地面の描画を作り直す必要があるかも?みたいなとき。

この機能を使うと周りの情報からAIが補完し、自動で地面を「こんな感じでしょ?」と書き加えて修正してくれる、みたいな感じです。

 

知ってはいましたが、今まで使ってきてなくて。

今回、撮影でこんな写真が多く。

この左右の空いたスペースを、背景紙と同じ緑にしたい場合。

いままでならコピーツール系で緑の部分を左右にコピーし、ばんそこツールなどで補完、さらに明度調整などを行なっていい感じにする必要がありました。

 

それが。

ぽん、と。

10秒も経たずに作成できてしまいます・・・なんだこれは・・・w

 

 

 

やり方は簡単で、

こんな感じに、左右の修正した場所をフリーハンドで適当に範囲指定し、右クリックするとサブメニューが表示され。

「コンテンツに応じた塗りつぶし」を選択。

次の画面で細かなパラメータが表示されますが、OKボタン押せば基本OKです。

ぽん、と。

背景の複雑さやマシンスペックによりますが、この程度なら数秒です。

あとは別レイヤーに作成されているので、レイヤー統合すればOKです。

 

少し肌修正とかして。

こんな感じに。

まったく修正感がわかりません。

背景紙のRになっている斜めの影まで作り込んでくれています。

AIすごいぞ!!

 

ということで、こんな簡単ならもっと早くから使っていくべきだった・・・時間返せとなっている感じですw

 

もし、使ってなかった方がいらっしゃいましたら、これを機に使ってみてください。

これは捗ります。

 

ではでは。

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ブロトピ:今日の写真日記

【ワークショップ】スタジオ見学&スタジオ撮影体験会に

先日、プロカメラマンの塙慎一さん

twitter.com

が主催するスタジオ見学&スタジオ撮影体験会に参加してきました。

 

スタジオ撮影、白ホリでどのように撮影をするか、などを体験する形でした。

自分自身は撮影技法的な部分は理解しているつもりでしたが、撮影スタジオがメディアシティさん

www.media-city.jp

と、テレビ撮影などでも使用されている大型のスタジオで。

どんな風になるのか、いろいろ試させていただきたかった感じです。

 

スタジオの全貌はこんな感じ。

並んでいるセンチュリー(大型スタンド)の数とか、天井のタングステン灯の大型照明など、たしかにすごい規模の白ホリスタジオです。

 

使用したストロボはプロフォトのB10X Plusだったと思います。

profoto.com

小型なのに500Wを出力できるハイパワーなストロボです。

 

 

 

最初はモデルさんなしで、参加者で撮り合うスタイルと聞いていたので、服装とかちょっとおめかししてたのですがw

サプライズでモデルさんに参加いただいたようです♪

 

モデルさんは「白石りさ」さん。

twitter.com

グラビアなどが得意な素敵なモデルさんです。

 

まずスタジオの使用方法などの説明を受けて。

センチュリーの利点なんかも・・・でも持ち出すのは嫌だなぁw

タングステン灯の使用電力量とか、ちょっとびっくりです・・・そりゃ電気代別料金になりますよね・・・

 

その後、ストロボをディフューザーと組み合わせ2灯ライティング。

露出の説明を受けて、同じセッティングを参加者全員が行い、撮影開始。

(設定:換算50mm F5.6 SS1/125 ISO100 )

 

さすがに綺麗に撮れますね。

光量の大きいストロボでしたが、スタジオが広いので背景に影が起こるようなこともなく。

大型スタジオだとこういう撮影がほんと楽だと思います。

 

続いてストロボを使わず、トップのタングステン灯をバックと被写体に当てる感じで。

正面が足りなかったので、もう1つプリモススポットライトを追加。

(設定:換算50mm F2.0 SS1/125 ISO100 )

 

設定F2で、って参加者のみなさん戸惑いますって・・・w

(大三元とかで参加してた人だと足りない(^^;)

タングステン灯なので色温度が暖かく、ホワイトバランスは3000kになってます。

スタジオ全体に光が回っていて、とても自然です。

最近はあまり見なくなった照明機材ですが、こう見るとまだまだ使えそうです。

 

最後に時間があまったので、プロフォトのモデリングライトで撮影。

それがこちら。

(設定:換算44mm F1.7 SS1/60 ISO100 )

 

これ、モデリングライトなんですよ?wちょっと信じられない・・・

しかもソフトボックスつけてこの光量!?

普通のLED照明として使えるのが売りのようですが、ほんと使えちゃいます。

色温度も変えられて、艶色性もCRI96クラスと・・・動画でも使えるなぁ。

35万円か・・・考えちゃうなぁ・・・w

 

という感じの撮影会でした。

日頃使えないような機材、スタジオが、リーズナブルな価格で楽しめるってのはいいですね。

また機会あれば参加させていただきたい感じです。

 

ではでは。



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ブロトピ:今日の写真日記

【レビュー】OMDS:M.ZUIKO DIGITAL ED 45mm F1.2 PRO その1【ボケのこと】

OM-1と一緒に購入した新レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 45mm F1.2 PRO」。

新とか書きましたが、発売は2017年なので5年以上前のレンズではあります。

しかし発売当時からボケがすごい、滲むようなボケだ、などなど。

オリンパス版のボケマスターとも言える評価をされてきました。

 

やっと撮影できたので少しづつレビューしてみます。

 

サンプル1:

設定:45mm F1.2 1/200 ISO400 

 

この写真の背景にあるススキは被写体との距離があるように見えますが、1mくらいの距離です。

普通に撮影していればF1.2ですしボケるのはわかるのですが、この距離でここまではなかなかボケないです。

フルサイズ換算、90mm F2.4ですが100mm F2.8とかよりボケてます。

霞んで消えていくような柔らかく綺麗なボケですね。

でも被写体はしっかり解像していて、カリカリな描写力です。

 

サンプル2:

設定:45mm F1.2 1/200 ISO400 

 

強引に前ボケ作ってますw

レンズからも被写体からも1mくらいの距離に花を横から出して撮影してみています。

意外と綺麗にボケていてびっくりします。

それ以上に、ピントの合っている被写体の顔周りの解像感がすばらしいです。

傘の縁の後ろぼボケもほんと自然ですばらしい。

 

意外と前ボケが綺麗」、というのも。

後ろボケと前ボケの質は基本的に排他設計です。

後ろボケを綺麗にしようとレンズを設計すると、前ボケは汚くなります。

逆に前ボケを綺麗にしようとすれば、後ろボケが汚なくなります。

その理由が「球面収差補正です。

 

 

 

球面収差とは:

レンズの中央を通った光と、外周を通った光が同じ位置で結像できない収差のことです。

これを抑止するために、非球面レンズなどを利用したレンズ設計を行います。

球面収差を補正できると、結像が正常になりピントが合った写真が撮影できるようになるのですが、その補正具合で前後のボケの質が変わってしまうのです。

 

補正の具合で3パターンあります。

 

・アンダーコレクション

補正が弱い場合、アンダーコレクションとなり、ピント面も柔らかくなりがちです。

しかし、それに合わせて後ろボケも柔らかく、綺麗なものになります。

ただし前ボケは荒れてしまいます。

 

・フルコレクション

フルコレクションはピント面の補正を完璧にした場合です。

この場合、前後のボケの質が同じくらいになりますが、印象的なボケ味にはなりにくいです。

 

・オーバーコレクション

そして補正をフルコレクションより強くかけることをオーバーコレクションといいます。

ピント面の解像性能はフルコレクションを超えるほどになりますが、後ろボケの外周にエッジが立ちやすく、2線ボケなどが生まれやすくなります。

ただし前ボケは綺麗に見えることが多いです。

 

前回レビューしたKamlan 50mm F1.1はオーバーコレクションな補正がかかっていると思います。

odn-photo.hatenadiary.jp

レンズ性能が低いので、解像させるために球面収差の補正を強く入れていて、その結果、安いレンズで解像するのですが後ろボケが汚くなっています。

 

で、今回のM.ZUIKO 45mm F1.2 PROですが。

後ろボケが綺麗で、前ボケも汚くなることもなく綺麗で安定しています。

それでいてピント面はめちゃくちゃ解像しています。

・・・どうなってんのこれ?w

 

アンダーコレクション気味のフルコレクション、みたいな設計思想なんだと思います。

とはいえ前ボケも綺麗なので、ほんとどうやって作ってるんだろ・・・

 

今まで触ってきたレンズにはないボケ味です。

これはちょっと面白いぞ。

もっといろいろ試していきたいです。

 

次回は屋外で光源の丸ボケなどがどうなるか、逆光耐性、など試してみます。

ではでは。



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ブロトピ:今日の写真日記

【レビュー】OMDS:OM-1 雑感【カメラ】

ということでカメラを新調しました。

OM-1です。

オリンパスからカメラ事業を引き継いだOMシステムからの第一弾カメラです。

jp.omsystem.com

どんなカメラなのか?

主な仕様から抜粋して解説していきます。

 

 

 

 

センサー:

  • 4/3型 裏面照射積層型 Live MOS センサー
    ついにマイクロフォーサーズに裏面照射積層型センサーが。
    裏面照射って何よ?となると思うのですが、簡単に説明すると、
    ・元々、センサーはカラーフィルターを通した情報を回路を通してから受光面で受けていた
    ・裏面型はこの回路と受光面を逆にして受光してから回路部分に流している
    既存のセンサーの受光部と回路を表裏裏返した構造になっているので裏面照射なんです。
    この結果、配線部分を通さず受光面に情報を渡せるので、ノイズなどが乗りにくくなります。
    またフォトダイオードの面積を大きくすることができるので、1ランク上の画質が得られます。
    まさにフォーサーズが欲しかったセンサーなのですが、やっと搭載されました。

 

手ぶれ補正:

  • 補正段数: 7.0
    E-M1MK2が5.5段だったので1.5段上がりました。
    他のフルサイズ機とかも最近は7段補正可能なものが多いのですが、センサーサイズで効きが変わるので同じ段数でもさらに2段くらい効いていると思います。
    (体感ですが、フルサイズの手ぶれ補正7段はフォーサーズの5段より効かないです)
    レンズの手ぶれ補正とシンクロさせると8段補正になるので、望遠レンズなどではさらに強いです。
    手持ちで1000mmシャッター速度2秒とか行けるのでもはや三脚すらいらないかも・・・

 

ファインダー:

  • OLEDビューファインダー 約576万ドット
    業界最強クラスのスペックのファインダーが搭載されました。
    これ以上はα1くらい?Z9、S1と同等のスペックです。
    これくらいのドット数になると、光学ファインダーと差異はないと言えますね。
    情報表示など考えると、もう光学ファインダーはいらないのかな。

 

モニター:

  • 3.0型2軸可動式液晶 約162万ドット(3:2)
    いつものバリアングルですが、ドット数は1.5倍に増えています。
    動画が強いカメラはこれにチルトもついたものが増えていますが・・・まぁ仕方ない。
    十分すぎる性能はあります。

 

AF方式:

  • ハイスピードイメージャAF(位相差AF / C-AF併用)
    以前からですが、ここがやはり強いですね。
    ライバルのGH6はコントラストAFのみなので動体撮影に弱く、飛んでる鳥の撮影とかは厳しいです。
    写真メインとしてはやはりOM-1のほうがよい、とここだけで言い切れるかと思います。

 

測距点:

  • 1053点
    4桁はさすがに聞いたことない・・・w
    R3と同等だと思うのですが、AF性能に一役買っている部分です。

 

AI被写体認識AF:

  • 車/ 飛行機/ 電車 / 鳥 / 動物 (犬、猫)
    被写体認識全部乗せですw
    バイクでもヘリコプターでも汽車でも行けるらしいです。
    鳥で試してみましたが、頭と動体を別々に認識していました。
    ほんと最近の技術はすごいです・・・これとプロキャプチャーあれば野鳥撮影素人でも撮影できちゃうでしょ。
    電車や飛行機撮影にも、望遠に強いフォーサーズの強みと合わせて使いやすいでしょうね。

 

感度:

  • LOW(約80相当) - 102400
    6桁まで来ました!
    もちろん使いませんがw、上が伸びたということは下の性能が上がっていると思います。
    ISO3200くらいまで使えるようになってるといいな・・・
    このあたりはライブ撮影で試してきますね。

 

静音連写:

  • 約120コマ/秒 ブラックアウト無
    ブラックアウトフリー連写もあるのですね。
    連写あまり使わないですが、これも鳥撮影とかしてる人は嬉しい機能ですよね。
    しかも120コマ/秒って・・・RAWで保存のバッファ足りるのかしら・・・

 

ライブND:

  • (フラッシュ禁止、感度上限800、SS最高速は1/60)
    ちょっと楽しみにしていた機能なのですが、ストロボ使えないのですね。
    感度やシャッター速度も制限あるので人物撮影には使いにくいですね。
    流れる滝を撮影、とか専用の機能になってます。

 

手持ちハイレゾ:

  • RAW(50M) 8160 x 6120
    フォーサーズで強引に5000万画素を撮影する機能です。
    それが三脚なしで行けるかも?みたいな機能で。
    でもストロボ使えないですし、人物などの動体では難しいと言われています。
    とはいえ、作品撮りとかで使ってみたいです。
    これ使えれば、16:9とかで全身撮りとかをフォーサーズでも撮影できる。
    ストロボ使えないので、LED機材揃えないとなぁ・・・

 

動画記録:

  • H.265/10bit 4K60P
    H.265も来ました!10bitで4K60Pの撮影ができます。
    ただクロマサブサンプリングは4:2:0なのでやはり4:2:2にしてほしかったかな。
    それ以外の部分では足りるので、動画で飯食っていく方でないかぎりは大丈夫かな。
    まぁH.265と合わせて動画ファイルサイズが小さいのは利点かも。

 

動画ピクチャーモード:

  • OM-Log400,HLG
    OMDSのLOGとHLGという動画のHDRに対応しています。
    H.265用とH.264用でLUTが別になっているので、下記サイトからダウンロードしてダビンチに読み込ませましょう。

    cs.olympus-imaging.jp

    HDRは使わないと思いますが、LOGで撮影時にモニター上では通常のカラーで表示できるモードがついたのはうれしい。

 

ハイスピード撮影:

  • 240,200,120,100fps(1920×1080 / MPEG-4 AVC/H.264)
    FHD解像度で240P撮影可能に!これもうれしい。
    ミニ四駆の検証動画とか、これで撮りたいw

 

動画手ぶれ補正:

  • M-IS1:
     撮像センサーシフト式+電子式 手ぶれ補正
  • M-IS2:
     撮像センサーシフト式

  ※電子式手ぶれ補正は画角が狭くなる

  • この機能自体は変わってないのですが、※印の部分、実は仕様だと知らなかったので・・・
    やけに画角せまくなるな、と思っていたらM-IS1だと画角が狭くなるのですね。
    三脚固定で動画撮るときはM-IS2にしなきゃ。

 

HDMIモニタリングスルー:

  • RAWモード(出力動画:4K/C4Kの12bit RAWデータ)
    専用の外部保存機器が必要ですが、動画RAWにも対応しています。
    ただこれも仕事で動画撮るようにならない限り、使わないかな。
    動画屋さんとかはデータ保存とか、どうしてるんだろう?

 

ハイレゾ録音:

  • ステレオリニアPCM/24bit、サンプリング周波数96kHz
    24bit 96kHzのハイレゾ録音に対応しました。
    これも地味にすごい・・・
    ライブ音源や三味線撮影で音がよくなりそう。

 

防滴性能 / 防塵機構:

  • IP53
    ここも地味に機能上がってますね。
    ただメインレンズがパナレンズなので、ここはほぼ捨てることになるのがもったいないな。

 

本体内充電:

  • USBにより、本体内の電池を充電
    これもうれしい機能、やっと搭載機を入手。<E-M1 MK3から対応してた
    これで充電しながら録画できるので、電池の消費考えなくていい。
    スタジオでの撮影でもテザーで給電しながらできるのかな・・・いや、PCとの接続が優先だとダメじゃん!?w
    OM-1は、無線でも画像送れるそうです、よかった。<OM Captureにて
    機会があればやってみたいですね。

 

撮影可能コマ数:

  • 約520枚
    E-M1MK2は440枚だったのでけっこう増えました。
    でも電池がまた新しくなったので、もう1つ購入しておかなきゃ・・・1万円するのかよ・・・
    しかも本体で充電できるからか、充電器が付属してないのですよね。
    充電器は中華製でもいいかな・・・

 

動画連続撮影可能時間:

  • 90分
    30分の壁やぶれたので、電池が持つ限り行けるのかと思いきや。
    まぁでも90分ロングで撮影とかは映画撮影でもないので、30分でも十分なのですけどね。
    撮影しっぱなしで置いておくような撮影をする方は注意が必要です。

 

E-M1MK2から変わった部分だけですが、こんな機能です。

画素数はやはり2000万画素から変わってないです。

ここはフォーサーズフォーマットの限界なのでしょうね。

手持ちハイレゾで5000万画素行けるようなので試してみたいな。

 

今回、実はパナソニックのGH6と迷いました。

最近、動画撮影案件も増えてきているので、動画につよいGH6のほうがいいのでは?と。

なぜOM-1に決めたか。

 

やはり写真に関してはOM-Dのほうが若干上なのと、動画も機能的に自分のスタイルであればOM-1で十分足りることと。

GH6はSDカード2スロットでなくて、片側がCFなんですよね、これも面倒で。

そしてもう1点

このレンズをスペック通りに使うためです。

そう、M.ZUIKO ED45mm F1.2 PROです。

合わせて購入してしまいました。

 

これで自分の使う範囲内で欲しかった機材を全て購入できた感じです。

40-150PROが頂けてしまったのがデカいw

odn-photo.hatenadiary.jp

ほんとありがたし。

 

次回からはE-M1 MK2とどれくらい差があるか、見ていきたいと思います。

合わせて45mm F1.2の実力も。

 

ではでは。

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ブロトピ:今日の写真日記

【レビュー】KAMLAN 50mm F1.1 その2【レンズ】

以前購入していたレンズ、「KAMLAN 50mm F1.1

odn-photo.hatenadiary.jp

こちらでレビューとかしましたが、どの程度の写りか、と言うテストはあまりしてなかったです。

というのも、

odn-photo.hatenadiary.jp

で何枚か撮影した際、実はあまり結果が芳しくなかったんです。

でも、このときの撮影はかなり厳しい被写体、白バックに白衣装で。

難しい被写体だったとかもあり。

なので、

odn-photo.hatenadiary.jp

で行ったようなテストをやってみました。

比較対象はオリンパスのM.ZUIKO DIGITAL ED45mm F1.8です。

オリンパスの撒き餌レンズとして名高い、名レンズですが。

価格帯も同じくらいのこのレンズたち、どの程度の差があるのか。

人物写真で調べてみます。

 

 

 

屋内:

M.ZUIKO DIGITAL ED45mm F1.8

 

KAMLAN 50mm F1.1

前髪や髪の縁取りあたりを見ると、F1.1とF1.8の差が分かります。

1段以上の差があるので結果としては合ってる感じです。

ピントのあってる部分のキレ的な部分はこの距離の被写体だとKamlanもかなりいいです。

ただ、この2枚の写真、色温度が2800kなんです。

店内の光の加減に合わせて目視でホワイトバランスを調整していたので、オリンパスのほうに合わせています。

青っぽくなるはずですが、Kamlanは普通の色味に見えます。

この原因は・・・

 

屋外:

M.ZUIKO DIGITAL ED45mm F1.8

 

KAMLAN 50mm F1.1

(少しピント甘いです、すみません・・・)

 

オリンパス側の写真は流石になんの問題もないです。

綺麗なボケ、逆光耐性、口径食、どれも及第点。

しかしKamlanは・・・

逆光でのフレアがとんでもない量になっています。

人物がフレアの中に入っている、画面の9割がフレアというw

特に一枚目、腰上の縦構図が酷くて、玉ボケの縁がすごいことになってる。

被写体に近づいていくごとにこの玉ボケの汚さは軽減されていき、バストアップだと気にならないレベルに。

3枚目の写真は少しフレアを拾わない角度にしていますが、マゼンダ被りが消えています。

屋内写真のあれはマゼンダが被ってた感じなのですね。

 

つまり、被写体との距離があるとき、遠くの背景が崩れやすいレンズなんですね。

球面収差の過剰補正2線ボケになってる、これが玉ボケをぐちゃぐちゃにしている感じです。

絞ればこの現象は改善されますが、ポートレート撮影ではあまり絞りたくないので、解放での性能がある程度担保されていないと難しいです。

 

こんな感じでした。

バストアップくらいであればかなり使えるのですが、少しでも引きの構図、腰上くらいの撮影位置になると2線ボケで背景がうるさくなります。

この写真でも背景がやはりうるさい感じのボケになっています。

これをF2くらいまで絞るとだいたい改善されますが、それであれば45mm F1.8を使いますよね。

 

F1.1 で被写体との距離が近い場合のボケなどはかなりいいですし、ピントがきてる部分はかなりキレもあります。

フレアが出やすいのも、有効に狙って使っていくことで印象深い作品に仕上げることも可能とは思います。

でも、一般的なポートレート撮影で使っていくのはちょっと難しいレンズなのかな、となりました。

 

100mm前後のポートレート用単焦点はやはり高級レンズを使用したほうがよさそうです。

KAMLAN 50mm F1.1 はマーク2もあるので、そちらも試してみたいかも?ですが・・・このあたりが良くなってるのかな。

でも次にこの辺りの画角を購入するのであれば、やはりオリンパスの45mm F1.2 PROかパナのLEICA DG NOCTICRON 42.5mm/F1.2になるかな・・・

その前にまず、OM-1買いますが(^^;

 

ということで、次回のレビューはOM-1になると思います。

ではでは。



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ブロトピ:今日の写真日記

DxO Pure RAW2でノイズレスに

マイクロフォーサーズ、特にオリンパス機を使っていると悩まされるのがノイズです。

実はOM-D系はISO200で晴天時の写真などでも、うっすらノイズが乗っています。

等倍で見ない限り気にならない部分ではあるのですが、他と比べた際には少し気になります。

 

そもそも高感度でのノイズはかなり出ます。

フルサイズだとISO6400くらいまではぜんぜん使えますが、OM-DではISO1600でも写真によってはきついです。

 

そんな中。

AIの技術革新が叫びだされてきていて、その中にノイズ除去機能を拡張しているものがある、と。

その中でも評価が高いのがDxOPure RAW2です。

www.dxo.com

PureRAWには下記機能があります。

  • DxO 独自のAI技術「DeepPRIME」を用いたデモザイキング
  • ノイズ除去
  • 光学欠陥補正テクノロジー

 

デモザイキング、そもそもデモザイクとはなんぞや?となりそうですね。

デモザイクはRAWからJpegを作り出す際のアルゴリズムのことです。

いろんな種類があり、ここの調整で画質が決まったりします。

Lightroomにももちろんあるのですが、それを使用せず、DxO独自のAIを使用した「DeepPRIME」を使用することで画質を上げています。

このデモザイクにはノイズ処理も含まれており、ここの処理も一味違います。

 

どれくらい効果があるか、比べてみたいと思います。

 

 

 

Lightroomのみ:

暗いライブハウスでの撮影なのでISO2000、マイクロフォーサーズの耐えられる感度を超えています。

拡大すると、

ここまでノイジーです。

Webなどで使う分には縮小するので、あまり問題はなかったりしますし、印刷にもなんとか耐えられるくらいですが。

等倍鑑賞はちょっときついです。

 

PureRAW:

ちょっとびっくりしませんか?

暗い部分のノイズが全然見えません。

しかも、ボーカルの顔がしっかりくっきり、シャープになっています。

髪の毛のディテールなどが復活しているレベル。

通常、ノイズを消す処理を強くすると、ディテールがぼやけていくのですが・・・綺麗になっていく、ってのは経験したことないです。

拡大すると、

こんな感じ。

これはとんでもない結果だと思います。

 

マイクロフォーサーズの弱点を消すことができるソフトウェアだと思います。

今後の現像ではノイズが乗りやすい撮影だけでなく、シャープにしたいという目的でも使っていきたい感じです。

 

欠点としては、

  • 2000万画素の現像前の変換処理に1枚15秒くらいかかる
    そんなものか?と思うでしょうが、1000枚やったら15000秒=250分、4時間ちょいかかりますw
    フルサイズなどで画素数が高いカメラでやるともっとかかりますので、マシンパワー必須になるかも。
    アップルシリコンであるM1などであれば4倍の速度でできるらしいです。

  • シャープすぎる
    女性ポートレイトなどで使うにはシャープネスが強すぎます。
    外人さんのような写真ならいいのですが、日本人のかわいらしい系の女性の場合、ばっきばっきに解像してしまってちょっといただけないです。

    こんな感じ。
    縮小されてしまうとわかりづらいですがw

    これくらい、バキバキになります。
    この写真はまだいいですが・・・写真によってはすごいことになります。

 

という感じで。

使用用途を考えて使っていけば、効果は絶大だと思います。

フォーサーズだけでなく、どんなカメラを使用していてもこのソフトウェアは持っていて損はありません。

ノイズが気になる撮影が多い方は一度、体験版などを試してみるといいかもです。

 

ではでは。



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スマホとデジカメの差

最近のスマホのカメラ性能、ほんとすごいです。

自分で使ってるスマホがiPhone13miniなのですが、これでもぜんぜんすごい。

適当に撮った写真でもかなりのものができてしまって。

よく言われるのが「もうデジカメいらない」って言葉。

ほんと、よくわかります。

 

でも。

 

スマホカメラではできないことってけっこうあります。

そのあたりを少し見ていきます。

 

 

 

・ストロボ

スマホにもストロボはついていますが、複数台使用する多灯撮影はほぼ無理です。

一応、外部ストロボを動作させるガジェットもあるのですが、制限がすさまじく、活用するのはかなり難しいです。

なので、ストロボを使用する撮影に関してはまだまだデジカメじゃないと無理だと思います。

 

・超望遠

広角はスマホも強いのですが、さすがに望遠レンズは巨大になりがちで。

オプションパーツで望遠レンズをつけるものもありますが、画質はお察し。

1000mm超えとかはデジカメだけの世界だと思います。

 

・ボケ

スマホだと広角レンズがほとんどで、センサーの都合上、どうしてもボケた写真の撮影はできません。

とはいえ、ソフトウェアでなんとかしてしまっているのですよね。

これもすごい技術なのですが、やっぱり縁取りに違和感があったりします。

これがiPhoneのポートレートモードのボケ感なのですが。

・・・いや、けっこう自然だな、すごいわw

スマホ持ってる手の側がボケてるってのが深度を判断してるってことですよね。

どういうアルゴリズムだ・・・人体検出だけじゃこれはできないぞ。

 

・センサーサイズ

センサーサイズで画質を語りたくはないフォーサーズ使いですがw

スマホのセンサーのサイズではさすがに再現できる範囲が狭い感じがします。

スマホの画面内で見ている限りは問題ないのですが、印刷したり等倍で見たりするとその差がよくわかります。

gundam-factory.net

こないだ、横浜でガンダムを見てきたのですが、このときスマホとデジカメで撮影してみたので比較してみます。

 

スマホ:

iPhone内で少し彩度など調整しています。

とはいえ、青空のビビット感、細かなでディテール、よくできています。

ただやはり白飛び、黒潰れ、ぱっと見はいいのですが細かな部分で荒さが出ます。

 

デジカメ:

ちょっと角度がかわっちゃってますが。

ドックの陰影とか、ガンダムの顔の中とか。

かなり違うのがわかると思います。

 

上記写真もスマホの画面内で見てるとスマホのほうがいいかも?ってなる感じもあるのがなんかよくわからない現象だったりします。

 

簡単に思いつくものを挙げて見ましたが、超望遠もストロボも一般的な撮影ではほぼ必要ないんですよね。

スマホ内で完結させる世界、SNSなどへの展開など、そのあたりで写真を使うのであればデジカメは必要ない、と言えるかもしれません。

コンデジ(コンパクトデジカメ)がほぼ淘汰されてしまったのもわかる話です。

 

それでも、デジタルカメラで撮影するのはやっぱりカメラで撮影するという行為自体が好き、みたいなところが大きいのかな。

あたしの場合は仕事でもあるのですが、趣味であってもカメラで写真は撮り続けていくと思います。

スマホも使いますけどね♪

適材適所でいいと思いますが、一般的にはデジカメの必要性はもうないかも、かな。

 

ではでは。

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