カメラメーカーもたくさんあります。
日本で一番売れているのはキヤノンです。
いや、世界で、か。
次がニコン、次がもうソニーになってる感じですかね。
各社メーカーのカメラ、どれがいい?みたいな話しもいろいろありますよね。
そこで。
いつもの通り、独断と偏見であたしが書いてみますw
かなり喧嘩腰な文章かもしれませんが、気を悪くしないでくださいね(^^;
カメラマン向け専門用語も多く難解かもですが、興味あればお読みください。
ちなみにキヤノン&オリンパスユーザーです。
■キヤノン
世界最強のカメラメーカーと言えます。
あたし自身も使っていますが、真面目にレンズ性能はピカイチ。
Lレンズと言われるレンズ、これはもう悪い点を探すのが難しいくらい。
ただし、キヤノンの画像素子、センサーはもうなんでしょ、時代遅れ感あります。
ソニーセンサーと比べると2、3世代くらい遅れてるかも。
とくにダイナミックレンジ、狭い。
※5Dmk4でだいぶよくなりました(^^;
高感度もフルサイズでこれ?って思える感じがしています。
(1D系の高感度はいいんですが・・・)
シャッターなどのメカはさすがにいいです。
あと、人を撮影するとなんかマゼンダに寄るというか、赤味かかる感じがする。
エンジンに変な処理入ってるんじゃないこれ?
でも女性撮影すると、これのせいかかわいく写るという…
とはいえ5Dmk4のデュアルピクセルRAWはすごい仕組みです…仕事カメラとして最強機種なのは間違いないです。
なんだかんだでキヤノン使ってます・・・
■ニコン
ソニーセンサー搭載機種はかなりいいです。
Gレンズ込みで考えると、画質はキヤノンを余裕で超えてる。
ダイナミックレンジはベイヤーセンサーでは最強。
画質を求めるならキヤノンよりニコンかと思います。
少し黄色に寄る傾向があると思う。
カメラとして優等生すぎて面白くない、とも思ってますw
あ、仕事で使うならキヤノンかニコンがいいです。
理由は修理が早い、どこでも修理出せる、海外でも修理できる。
代替機も貸してもらえたりとサービスもあったりで、仕事で使うなら2択だと思います。
■ソニー
ミノルタを吸収し一眼の世界に飛び込んできたのですが、まぁすごい。
世界最強のセンサーメーカーでしょう。
もう、メカ性能だけなら全てのメーカーで最強。
高感度が鬼。とくにα7のS系は頭おかしい。
夜のサバンナ、月明かりでライオンの撮影が可能とか、赤外線カメラなみのスペックがあります。
レンズもカールツァイスの力を借りているので、キヤノンにも負けない。
そして手ぶれ補正。
キャノニコはここが弱い、レンズシフト式はどうやっても限界がある。
ソニーはオリンパスと同等の「5軸手ぶれ補正」がある。
センサーシフト式で、その効き目は使ってる人ならわかると思いますが・・・ブレさせるのが難しいレベルw
また、センサーシフト式は手ブレ補正ついでにダストリダクション機能があり、センサーにゴミが付きにくいです。
色合いもクリーン、じゃっかんシアンに寄るかな。
新規でお金に余裕がある方はα7mk2買っておけば間違いないです。
あと見た目もかっこいい・・・マウントがオレンジって…おしゃれさん♪
そしてα9が出てしまってある意味独走中w
■ペンタックス
孤高の老舗。
現在はリコーに合併吸収されてしまいましたが、ブランドとしては残っています。
ようやくフルサイズ機が登場して賑わいを見せています。
このフルサイズ機のK-1、これがかなりいいです。
メカ性能がとっても高い。
でもセンサーやレンズ性能は可もなく不可もなく、というか(^^;
個性的な機種も多かったので、見た目で選ぶのも楽しい。
写真の色合いがとってもクリーン。
このクリーン感は他にない特徴かも。
あと赤道儀。アストロトレーサーを搭載しているのはペンタックスだけです。
これと+アルファの装備を使えばかなり安価で天体撮影ユニットが手に入ります。
天体撮影をやっていく方ならペンタックスがおすすめ。
あとデジタル中判カメラの645シリーズもある。
使ったことないのですが・・・おもしろそうです。
■富士フィルム
こちらも老舗。
カメラはミラーレスのみになりました。
ここのセンサーは一味違う。
ただのベイヤ配列ではなく、オリジナルの構成になっている。ハニカムCCDで培った技術の賜物か。
細かい説明は省くけど、色合いもすばらしく、ローパスレスでモアレが出ない。
また、フィルムシミュレーター機能があり、アナログ時代から親しんだフィルムの再現なんかもできて。
カメラ好きな方が選んでいるイメージ。
少しだけ色合いが緑よりに見える。
ただし、デジタル周りの処理、メカ、などがちょっと弱い。
保存速度、オートフォーカス、手ブレ補正など、そういうところに弱点がある。
ただ、出てくる絵は唯一無二。
特に樹木、自然の撮影に強いイメージです。
■オリンパス
今はもう一眼レフは作ってないです、全てミラーレス。
パナとともにミラーレスを1から作り上げていったメーカー。
大きな声じゃ言いにくいですが、ソニーさんと内部でごにょごにょしてるので、メカ周りがとても優秀。
センサーもソニー製。つまり超高性能。
マイクロフォーサーズはセンサーサイズが小さいので、ノイズ耐性が低いイメージなのですが、かなり払拭されました。
そこいらのAPS-Cには負けない性能を持ってます。
そしてレンズがいい。
小さい、軽い、高性能。
最近発売されたE-M1 mk2という機種がとてもすばらしい。
夢のカメラ、なんて言われてるくらい今までのカメラが目指した機能が詰め込まれまくってます。
こいつの手ぶれ補正は5軸+レンズシフトの組み合わせが可能。
その手ブレ補正は露出換算すると・・・6段以上!!
これ以上の手ぶれ補正は地球の磁場の影響まで計算する必要があるとのことwなんだそれw
あとカメラの形が好き・・・
あたしがアナログ時代、最初がオリンパスからだったので愛着があるのもあります。
■パナソニック
オリンパスと同じ、マイクロフォーサーズ。
動画性能がとても高い。
プロの世界でも使われることも多かったり。
この辺りはビデオカメラも作ってきているパナだからこそのノウハウが。
レンズもライカブランドのものが多数でていて、性能は負けていません。
初期の手ぶれ補正がレンズシフトのみだったのでオリンパスと性能差がついてしまった感。
今はセンサーシフトの機種もあったり。
センサー性能、画質はあまり好みじゃないです。
ビビッドに設定してもくすんでる?感じがどうしてもある。
自社センサーがダメっぽい…オリンパスの初代E-M1がパナセンサーだけど、長時間露光時のノイズがハンパない。
これのせいで買うのを控えちゃいました…(^^;
GH5も出ましたし、業務用の安価な動画システムとして普及しそう。
■シグマ
ここのカメラこそ、最高の、究極の唯一無二。
独自仕様の画像素子、Foveon(ふぁびおん)センサー。
難しい説明は省きますが、簡単に言うと、見たそのままの色で保存されます。
偽色やモアレや、そういった不具合が一切出ません。
撮影された写真を見てもらうとわかるのですが、他のカメラとは何かが違いますw
出ている色がもうおかしい。ダイナミックレンジの幅が広すぎてよくわからない。
普通の写真なのにHDRみたいな、でも違和感のない、自然な。
金色、銀色が完璧に再現できる唯一のカメラかと。
最強の絵を出力できる、そんなカメラ。
・・・なのですがw
他の部分がもーーーーーーダメw
電池持たない、オートフォーカスだめ、手ブレ補正ない、操作性もなんかへん。
とにかく尖りまくったカメラです(^^;
ただ、レンズ性能がとても上がってきています。
シグマの「Art」と言われるレンズはとても高性能でキャノニコに匹敵、というか超えているものもちらほら。
あたしもオリンパスからマウント乗り換えるなら、ソニーかシグマと決めていますw
とりあえずこんな風に思っています。
基本はオリンパス使って、キヤノンじゃなきゃダメなときだけキヤノン。
しばらくはこの感じでいきますが、α7は我慢できず買ってしまいそうで怖いw
ではでは。