人物撮影、特にコスプレで必要になる処理があります。
- 美肌加工
- 銀残し(ブリーチバイパス)
この2つです。
美肌加工はコスプレで撮影したデータに関して言えば必須です。
ポートレート撮影の場合は肌をそのままで、カメラの力なんかを映し出す必要があったりすると思うのですが。
コスプレは「アニメなどのキャラになりきる」ことが重要。
アニメキャラにほうれい線や吹き出物はありません!w
こんなこと言うと怒られそうだな・・・(^^;
でも周りのレイヤーさんから聞いた感じで、ほとんどの方がこの処理を行って欲しい!と言われます。
もう1つ、銀残し。
ブリーチバイパスとも言いますが、これは昔の映画のフィルムのような雰囲気を出すための加工です。
フィルムの現像時、通常、銀を取り除く処理があるのですが、それを省き、フィルムに銀成分を残す。
これをデジタルで行います。
ハイコントラスト、底彩度、粒状感がある、そんな感じの渋い雰囲気になります。
暗い雰囲気の写真やハードボイルドな感じの作品によく似合います。
しかし。
どちらもかなりめんどうな処理です。
フォトショップがあれば可能なのですが、1枚1枚にこの処理を施していくのはかなり億劫。
しかもシーンや写真によって効果を変えながら加工する必要があるので、アクションなどのバッチ処理には向きません。
この処理をどうにかして簡単にしたい!
でもスマホにあるようなツールでの加工はあまり信用できない・・・w
なんでしょ、Jpegの圧縮率やアルゴリズムがうんこ性能wで、スマホ画面内だけで見るならいいですが、作品としては使用できないかな、と。
フォトショップで簡易化、できないだろうか・・・
できるんです。(cv:川平慈英
Nik Collection
https://www.google.com/intl/ja/nikcollection/
Homepage - Nik Collection by DxO
(Googleが手放してしまい、DxOが開発を引き継いでいます。)
もともと有料(たしか6万円くらい)だったアプリケーション、「Nik Collection 」をgoogleが買収!?
なんと無料で提供されています!
その後、DxOに権利を譲渡、現在は$69になっています(^^;
次回からこいつを使って美肌と銀残しを簡単に行う方法を書いて行きますね。
ではでは。