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ストックフォト「写真AC(photoAC)」とは?

以前の記事でストックフォトのことを書きました。

odn-photo.hatenadiary.jp

 

このころは日本最大手の「PIXTA」さんで登録、販売を行っていたのですが。

世界中を見渡してみると、いつのまにやらストックフォト戦国時代

天下のAdobeも始めていますし、ShutterStockiStock、などなど群雄割拠な状態。

 

いろいろ登録したりして試しているのですが、国内にもう1つ、有名なサイトがあります。

それが「写真AC(photoAC)」さんです。

www.photo-ac.com

PIXTAとの違いなど、書き留めておきます。

 

写真素材を無料で使用できる

ここが最大の違いかと思います。

利用者が写真素材を無料で使うことができるんです。

PIXTAは1枚数千円、もしくは包括契約で月いくら、と支払って定額で使用する。

しかし写真ACはどんな解像度でも無料でダウンロードして使用可能です。

ただし、権利を全て使う場合のみ、エクストラライセンスとして使用料を払う、そんな契約方式になっています。

 

人物素材の登録

ストックフォトでは肖像権を無断使用できないので、モデルにモデルリリースという書類を書いてもらい、それを登録することで販売の許可を得る、という契約をします。

このモデルリリースの仕様が各社少し違ったりするのですが。

  • PIXTA:
    1撮影ごとに1書類が必要。
    1回の撮影につき、1枚のモデルリリースが必要になります。
    毎回提出なので少し手間がかかります。

  • 写真AC:
    モデル1人につき1枚でOK。
    撮影を何度行っても、1人のモデルリリースは最初に登録する1枚でOKです。
    ラクなのですが、書類に捺印が必須で、ここが少し面倒です。

どちらも一長一短ですが、写真ACのほうが1度で済むのでラクかな、と思います。

 

換金率

PIXTAは単品購入で1枚おき、もしくは定額で5枚につき1クレジット入ります。

1クレジット110円計算なので、単品で10枚売れて1000円くらいになります。

写真ACは無料ですので販売料ではなく、広告料として入る形です。

1枚につき人物で10円、人物以外で3円。

エクストラライセンスだと2000円入ります。

どちらが儲かるか?となると思うのですが、当たると大きいのがPIXTAで、薄利多売でいくのが写真AC、ただエクストラライセンスが出るとデカい!といった感じです。

 

写真審査と登録枚数

PIXTAは審査が緩めだと思います。

似た写真でも登録できますし、よっぽどひどい写真でなければ登録可能です。

ただし、やり始めたばかりだと50枚/1ヶ月しか登録できません。

それがやりつづけることで100枚、250枚、500枚・・・と増えていきます。

写真ACは枚数制限がありません

いきなり1万枚の登録も可能ですw

ただ、審査が厳しめで、似た写真などは全て落とされます。

また審査時間ですが、PIXTAのほうが時間がかかります

1回の写真登録で最長3週間くらいかかることもあります。

写真ACは遅くても1週間以内には審査が完了しています。

 

 

さて、こうなるとどちらが商売に向いているのか?となると思います。

PIXTAは人気クリエイターになれた場合の見返りがとんでもなく大きいです。

1億円プレイヤーもいるレベルなのですが、そこまで行くのはかなり難しいです。

クリエイターにレベルがつけられるのですが、Lv2以上になれるのはほんのひと握り

ほとんどの人がLv1以上になれません。

写真ACは薄利多売ですが、利用者も無料で利用できるので少額をコンスタントに稼ぎ続けることができます

レベル方式などもありませんし、内部で自分で有料広告を打てる仕組みもあるので、それで自分を売り込むことも可能です。

 

もしやってみたい!などありましたら。

これらを参考に、自分にあったものを選択するのも手だと思います。

もちろん両方やってもいいのです。

(手間も2倍なので体力必要ですが(^^;)

 

ちなみにあたしの販売ページはこちら。

www.photo-ac.com

もしなにかあればご利用ください♪

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こんな感じの写真を用意して待ってますです。

 

ではでは。

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(c)ODN - 画像素材 PIXTA -




 

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