最近のスマホのカメラ性能、ほんとすごいです。
自分で使ってるスマホがiPhone13miniなのですが、これでもぜんぜんすごい。
適当に撮った写真でもかなりのものができてしまって。
よく言われるのが「もうデジカメいらない」って言葉。
ほんと、よくわかります。
でも。
スマホカメラではできないことってけっこうあります。
そのあたりを少し見ていきます。
・ストロボ
スマホにもストロボはついていますが、複数台使用する多灯撮影はほぼ無理です。
一応、外部ストロボを動作させるガジェットもあるのですが、制限がすさまじく、活用するのはかなり難しいです。
なので、ストロボを使用する撮影に関してはまだまだデジカメじゃないと無理だと思います。
・超望遠
広角はスマホも強いのですが、さすがに望遠レンズは巨大になりがちで。
オプションパーツで望遠レンズをつけるものもありますが、画質はお察し。
1000mm超えとかはデジカメだけの世界だと思います。
・ボケ
スマホだと広角レンズがほとんどで、センサーの都合上、どうしてもボケた写真の撮影はできません。
とはいえ、ソフトウェアでなんとかしてしまっているのですよね。
これもすごい技術なのですが、やっぱり縁取りに違和感があったりします。
これがiPhoneのポートレートモードのボケ感なのですが。
・・・いや、けっこう自然だな、すごいわw
スマホ持ってる手の側がボケてるってのが深度を判断してるってことですよね。
どういうアルゴリズムだ・・・人体検出だけじゃこれはできないぞ。
・センサーサイズ
センサーサイズで画質を語りたくはないフォーサーズ使いですがw
スマホのセンサーのサイズではさすがに再現できる範囲が狭い感じがします。
スマホの画面内で見ている限りは問題ないのですが、印刷したり等倍で見たりするとその差がよくわかります。
こないだ、横浜でガンダムを見てきたのですが、このときスマホとデジカメで撮影してみたので比較してみます。
スマホ:
iPhone内で少し彩度など調整しています。
とはいえ、青空のビビット感、細かなでディテール、よくできています。
ただやはり白飛び、黒潰れ、ぱっと見はいいのですが細かな部分で荒さが出ます。
デジカメ:
ちょっと角度がかわっちゃってますが。
ドックの陰影とか、ガンダムの顔の中とか。
かなり違うのがわかると思います。
上記写真もスマホの画面内で見てるとスマホのほうがいいかも?ってなる感じもあるのがなんかよくわからない現象だったりします。
簡単に思いつくものを挙げて見ましたが、超望遠もストロボも一般的な撮影ではほぼ必要ないんですよね。
スマホ内で完結させる世界、SNSなどへの展開など、そのあたりで写真を使うのであればデジカメは必要ない、と言えるかもしれません。
コンデジ(コンパクトデジカメ)がほぼ淘汰されてしまったのもわかる話です。
それでも、デジタルカメラで撮影するのはやっぱりカメラで撮影するという行為自体が好き、みたいなところが大きいのかな。
あたしの場合は仕事でもあるのですが、趣味であってもカメラで写真は撮り続けていくと思います。
スマホも使いますけどね♪
適材適所でいいと思いますが、一般的にはデジカメの必要性はもうないかも、かな。
ではでは。
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