レンブラントに続いて二人目が出てきましたねw
ウィリアム・モーテンセンという写真家ですが、20世紀始め頃に理論的にライティングを考察した写真家です。
当時はストロボではなくライトを使っていたようですが、ストロボでも理論は変わりません。
本当は細かな数値があるのですが、今回は背景、被写体、カメラの位置を全て1m離す、を基本にしています。
なのでカメラから黒ホリまで2m、その真ん中に被写体、となります。
まず、基本として、被写体の後ろに斜めから1灯入れて、背景全体を照らします。
ストロボの位置も被写体の横に1mとしています。
この状態でメインのライトの位置とカメラの位置を変えていきます。
この時、ストロボはメイン、サブともに同じ光量に設定しておくこと。
また、メインのライトはほぼ水平(ループ)で当てます。
- ベーシックライト
カメラもメインライトも1mの距離から。
かなりフラットな写真に成る。
落ち着いたイメージになりますね。ベーシックって感じですw
- コンツァーライト
ベーシックとストロボの位置は同じ、カメラだけ更に1m遠ざける。
輪郭が少し暗くなり、輪郭が強調されて力強くなる、ハズなのですが(^^;
黒ホリのせいか、あまりわかんないですねw
ちなみに「Contour」、輪郭の事です。
- セミシルエットライト
カメラの位置はベーシックと同じ、メインライトを50cmほど後ろに下げてます。
カメラマンの裏側くらいに。
被写体への光量が落ちるので、相対的に背景が明るくなりシルエットのようになるらしいのですが。
後ろの光量が低いのが、うまく見えないですね・・・難しい。
- ダイナミックライト
カメラの位置はベーシックと同じ、メインライトを被写体に極端に近づける、ほぼとなりくらいw
この時、被写体の反対側にレフ板も置くのですが、今回は使ってません。
かなりメリハリがありダイナミック。
メインが強すぎるのか、サブの光が見えない?レフ板入れたらそのまま使えそうな感じですね。
- プラスティックライト
カメラの位置はベーシックと同じ、メインライトを被写体から横に1m、遠ざける。
自然な立体感が出てますね。
物撮りなんかの基本はこれがいいらしいです。
2灯の基本としてモーテンセンライティングを試してみましたが、結果だけみるとコスプレにもプラスティックライトが適していると思います。
このプラスティックは彫刻、って意味らしいのでまさに人物撮影向けなのでしょう。
次回は3灯に突入です!
その前にまずストロボにアクセサリをつけていきますので、その説明と効果からです。
お楽みにね♪
ではでは。