前のストロボ検証でもお話ししたかもですが、
- バック(背景側)に影を作らない
これが白ホリの鉄則です。
(絶対じゃないですが、求められることも多い)
そのために「何を」「どうするか」を考えていきます。
まず1つ目は飛ばして白くしていく方法。
方法1:壁に密着
ただし壁にRがついた白ホリだと無理だし、影がまったくなくなるわけじゃない。
この写真は1灯を左の壁にバウンスさせてるので、被写体右は綺麗ですが、左下は影が出ています。
また、被写界深度の関係上、壁のアラを拾いやすく、綺麗に撮るには超大口径レンズか綺麗な壁が必要にw
方法2:壁から離れる
影が背景に当たらない位置まで離れる。
これでライティングなし、フィルインなどトップライトのみなら影は出来ないはず。
ただ、しっかりしたライティングはできないのは本末顛倒で(^^;
自然光が多いスタジオでないとできないかも。
この白い階段も、画面左奥からの太陽光で撮影しています。
(うっすら影出てますけどね)
方法3:ストロボでかき消す
バックにストロボを直接照射して光で消す。
影なんかぶっ飛ばせばいいのさ♪
ただし、背景は真っ白になる。
(この写真は風船に反射してピンクっぽいですが(^^;)
アイドル風の撮影などでは使えるけど、普通のポートレートでは少し難しい。
また、白い衣装や白い肌が飛びやすい。
ここまでが初歩の白ホリ撮影方法です。
影はだいたい消えるけど、白飛びを抑え難いのですよね。
次回は別のやり方で白くしていきます。
ではでは。