背景の白のトーンを少し抑えてグレートーンにする。
これで被写体を浮き上がらせたい。
ただ、ポートレートなので出来たら絞りは開放で行きたい。
どうしたらいいか?
方法6:NDフィルター
開放のまま撮影したい場合はNDフィルタを使って露出を強制的に変える。
この撮影方法なら白いドレスで白ホリでも飛ばさず、しかも開放での撮影が可能。
方法7:黒い白ホリ
室内を暗くし、絞り込んで露出を下げることでブラックボックス化し、スヌートなどでスポットライトを被写体に当てると、白ホリでも真っ黒になる。
背景を拾うことはないので絞りなどはを気にする必要はないかと。
NDを使うなら、ND16以上などかなり露出を下げられるものを用意しよう。
この撮影方法は特にモノクロ撮影で効果があり、背景のトーンの変化を使えるので黒バックよりも使える。
ここまでの7パターンを組み合わせながら、作品、人物に適したライティングを模索していくことになります。
次回は作例と合わせながらどんなライティングをしていたか、など解説していきますね。
ではでは。