RawTherapee、現像でよく使うようになりました。
rawtherapee.comなかなかいいソフトですが、世間的にはあまり話題になりませんね…なんでかな。
と思ったら。
やっぱり「難しい」って意見が多いですね。
英語ソフトでチュートリアル的なサイトも少なく情報がない、とのこと。
ということで、少し解説書いていこうかな?と。
まず最初は起動方法から。
その前に・・・
- 使用マシン:iMac 27inch(Late2009)
- RawTherapee Ver 5.3
で解説しますです。
Winも基本的には変わらないですが、ファイルのパスとか違うので都度解説入れますね。
- インストールと起動
まず公式サイトからインストーラーをダウンロードしてください。
ダウンロードサイト:http://rawtherapee.com/downloads
Win版:RT 5.3 for Windows Vista/7/8/10 64-bit - fast
Mac版:RT 5.3 for macOS 10.9/10/11/12 64-bit - fast
こちらをダウンロードしてください。
どちらもZipファイルだと思いますので、解凍してインストールを行います。
Windows版は解凍すれば実行ファイルが入っているので「RawTherapee_5.3_WinVista_64.exe」を実行してください。
注意点ですが、ファイル名の通り、64bitOS用です(^^;
Macは「RawTherapee_OSX_10.9_64_5.1.dmg」ファイルがあるので、マウントしてアプリケーションフォルダにインストールしてください。
クリックで起動できます。
- 日本語化
英語のアプリケーションですが、かなりローカライズされています。
8割くらいは日本語で表示できるので、設定をしましょう。
起動するとまず「ファイルブラウザ」画面が表示されていると思うのですが、画面左下の「Preferences(環境設定)」ボタンをおしてください。
「Select language」という項目があるので、ここを「Japanese」に変更し「OK」ボタンを押してください。
そうしたら一度、RawTherapeeを再起動します。
すると、日本語表示になっているかと思います。
- フィルムシミュレーター用ファイルをインストール
すぐに使うわけじゃないですが、先に設定だけしておきます。
まず、下記リンクからファイルをダウンロードします。
URL:http://rawtherapee.com/shared/HaldCLUT.zip
※注意:400MB以上あります!
このZipファイルを任意のパスに解凍しておいてください。
その後、画面左下の2.で使用した「環境設定」ボタンをクリックしてください。
起動したら、「画像処理」タブに移動します。
すると、下から2段目の項目に「フィルムシミュレーション」があると思います。
HaldCLUTのディレクトリー、とあるので、先ほど解凍した「HaldCLUT」のフォルダを指定します。
OKボタンで保存したら、RawTherapeeを再起動してください。
これでインストールが完了です。
次回は現像の方法を説明していきますね。
ではでは。