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効果的なライティングの考え方

ストックフォト用の撮影を久しぶりにやっていて、今回使用したバーっぽい雰囲気のスタジオだったのでそれにあったライティングは?というのを試してみました。


環境構築に1時間近くかかったかも?なので、どんな風に考えてどうしたかをメモしておきます。

 

1枚目:

ストロボを使わず、素の状態で撮影。
何気にけっこう悪くないですw
撮影内容としては、「バーっぽいカジノでディーラーするバニーさん」となっているので、バー感とかカジノ感を出したいです。

 

2枚目:

後ろのバーカウンターにライトを当てました。
ただ、そのままだと室内灯と色温度が合っていません。

 

3枚目:

ストロボに3200kのカラーフィルターを入れて室内灯と色温度を合わせました。
1枚目と違って、反射した光などが被写体と輪郭などにも作用しています。

 

4枚目:

ポーカーセットを出して被写体を配置。
オパライト+グリッドでデフューズしたメイン光を被写体だけに当たるように調整して軽く出力。
かなりよくなりました。
ただ、アンダーグラウンドな、カジノ感?みたいなのが無い感じします。

 

5枚目:

細長いタイプのスプリッターと言われるソフトボックスに青色カラーフィルターを入れて出力。
オレンジ+ブルーのライティングでアンダーグラウンド感出していきます。

 

6枚目:

メイン光の出力なども調整して完成。
1枚目と比べるとかなり求めていた雰囲気になったかと思います。

 

カメラなどはこちら。

カメラ:OM-1 + 10-25F1.7

Model:Satokoro

絞り:F1.8
ISO感度:100
シャッター速度:1/200
画角:18mm(換算36mm)
ストロボ:3台

(バーカウンターにオレンジ、被写体サイドからブルー、メインは弱め)

 

なかなか時間かかってしまいました・・・

スタジオを借りられる時間などを考えると、30分以内には完成させたいものなのですが、なかなか難しいこともあります。

たとえばこのスタジオ、撮影スペースは6畳くらいしかありません。

そこにポーカーテーブルなんて出しているので、居住空間が2人の人が立つのが精一杯。

そんな中でライティング機材を配置しながら、セッティングを出していく感じなので・・・

 

とはいえやはり撮影は楽しいですね♪

ストックフォト撮影も機会作って続けていきたいものです。

 

ではでは。

 

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(c)ODN - 画像素材 PIXTA -



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