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【現像】RawTherapee講座 その3 シャープ化とノイズ低減

シャープネスの掛け方とノイズ低減ですが、どの程度行うか?
これは永遠の課題に近いです(^^;

なぜかといえば、写真によって、撮影意図によって変わるから。
同じシチュエーションで撮影しても、人によって変わると思います。

 

あたしの場合、

  • 風景写真:カリッと仕上げてノイズレス
  • コスプレ:カリッと仕上げて雰囲気に合わせてノイズ感を入れる
  • ポトレ:柔らかめでノイズレス

のような感じで使い分けています。

 

RawTherapeeのシャープ化とノイズ低減でできることは、

  • シャープ化
  • エッジ
  • マイクロコントラスト
  • インパルスノイズ低減
  • ノイズ低減
  • フリンジ低減
  • ディテールレベルのコントラスト

があります。

この中から、

  • シャープ化
  • ノイズ低減

この2項目を使用しています。

f:id:poke4wd:20171124030355j:plain

 

シャープ化
シャープネスの設定ができます。
半径、閾値などがありますが、適用量だけの調整でほぼOKかと思います。
シャープにするのであれば500くらい。
ポートレートなどであれば100〜150くらいがいいと思います。
あ、忘れてました、メニューの横にこの印がある項目。

f:id:poke4wd:20171124030057j:plain

これはクリックすることで初めて有効になります。
これ忘れると、設定変えてもなにも反映されません(^^;

 

チェックボックスの意味は、

 

  • エッジのみシャープ化
    画像のトーンが均一な部分はシャープ化されません。
    ノイズの多い画像に有効な機能です。
  • ハロ抑制
    シャープ化が強過ぎた時に、画像の明るい部分の周りに発生するハロを抑制します。

 

この辺りは画像に合わせて設定してください。

 

ノイズ低減
いくつも項目があって難しそうですが、通常の画像であれば設定する部分は2箇所で充分です。

  • 方式:LAB
  • ノイズ低減の質:高い

これを選択するだけでOKです。
メニューの横の、この印のクリックも忘れずに、です。

f:id:poke4wd:20171124030057j:plain

※画像はシャープ化のものです

 

RawTherapeeのノイズ除去はかなり強力です。
メーカー製のソフトよりはずっと強力で、LightRoomよりも綺麗に仕上がることがあります。
このノイズ低減のためだけにRawTherapeeを使う、なんて選択肢もあると思います。

 

次回は「ホワイトバランスとフィルムシミュレーション」です。
ではでは。




 

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