お友達のレイヤーさんにご協力いただき、ストロボの実験をさせていただきました。
ほんとありがとうございました♪
それと今回、使用させていただいたスタジオは
「photo studio 「LEMONed」」さんです。
ちょっと駅から離れていますが、送迎などもしていただけるので、荷物の多いレイヤーさん、カメラマンに優しい♪
そこまで広くないので、カメラマン含めて3人くらいまでが限界かしら?
お値段も1時間1500円ととってもリーズナブル!大型ストロボなども無料でレンタルできます。
(今回は持ち込んだ自前のストロボ使ってますが(^^;)
機会があれば、ぜひご利用を!
で、実験結果をレポートしていこうかな、と思うのですが。
その前にスタジオでストロボ撮影する際の準備があります。
それは、「露出をギリギリ真っ暗になるように調整しておく」です。
これがその結果です。ほぼ真っ暗w
なんでこんなことするか、というとストロボ以外の光を排除するためです。
照明、自然光の色が混ざると色温度など変わってしまうんです。
(自然光は時間によって変わるし、照明はフリッカー現象などで同じ露出が作りにくいことも)
なので、とりあえず感度は最小値、絞りは開放、シャッタースピードは1/125〜160くらいでストロボを焚かずに撮影してみる。
これでまだ画面に何かが映るようであれば、シャッタースピードを早くするか、絞りを絞るか、開放で撮影したいならNDフィルタなど。
シャッタースピードはストロボの同調の速度限界があります。なのでほとんどのシステムで1/250くらいが限界かと。
※今回はハイスピードシンクロは使用しません。
で、いきなり真っ暗だったら、シャッタースピードを遅くするか、感度を上げてください。
これでギリギリ画面に映らないくらいまで真っ暗にしておきましょう。
この時の設定が基本設定となります。
ここからストロボを1つ1つ焚いて行って、効果を見ながら、設定を変えていきます。
ストロボも一番暗い、小さな発光量から試し、足りなければだんだん強くしていく。
1灯増やしたらバランスを見て、メインを弱めたり、調整していく。
この時も、基本設定の方はあまりいじらない方がいいかもです。
ストロボで調整して、どうしてもダメになった時に変える、そんなやり方がいいかなぁ。
これは黒ホリでも白ホリでもやり方は同じです。
背景が何であろうとも、変わらないんじゃないかな。
最近有名なフォトグラファー、イルコさんはこれを「ブラックボックス化」と言ってますね。
なるほどな、と思います。
※白ホリでアイドルみたいな真っ白いものを撮影する場合少し違う
で調整して、3灯+黒ホリでこんな写真になります。
- ISO:100、シャッタースピード:1/160、絞り:F4
- メイン(被写体の左上:オパライト):1/64
- フィルイン(被写体の正面頭上、透過アンブレラ):1/8
- サブ(被写体の右後ろからソフトボックス):1/32
みたいな設定になっていました。
オパライトが効いているのか、かなりコントラスト高いですね。
でもストロボ撮影はこれくらいビビッドな方がかっこいいかな、と思います(^^;
次回以降はこの設定に行き着くまでの、まず1灯でのストロボの効果などを検証していきますね。
ではでは。