とりあえずその5までで今回の検証は終わりです。
アルバムは前回までであげてありますので、こちらからどうぞ!
マーキュリースターパワー炸裂ですw
さて、今回の実験の中で書ききれなかったこと、やりきれなかったことなどを認めておきます。
- シャッタースピードはストロボに関係ない ※超重要
被写体にストロボが当たってると、その部分に関してはシャッタースピード変えても変わらない。
バックの明るさだけが変わる。
これを知っておくと色々便利です。
例えば、屋外で夕焼けと人物の写真を撮る場合。
まず、夕焼けが綺麗に撮影できる露出に設定します。
その後、被写体を入れて撮影すると、当然ですがめっちゃアンダー(暗く)なります。
その露出のまま、ストロボを被写体だけに当てると、背景の露出は変わらないまま、被写体だけ明るくなります。<これも当たり前だけど
スローシャッターで撮影して、背景に露出を合わせても被写体にストロボが当てられていれば変わらないんですよね。
スローシャッターで手持ちでも1秒くらいなら後幕のストロボで止められます。
などなど、この辺りは色々研究価値がありますです。
- 太陽は問題にしかならないw
屋外の撮影はとっても難しい・・・
太陽の位置、雲の出方、撮影ポジション、時刻、条件が変わることが多すぎる。
カメラの撮影基本の、
ISO100:SS1/250: 快晴:F11 晴れ:F8 明るい曇り:F5.6 曇り:F4
これを覚えておこう。
ストロボを入れるのであれば、かなり絞る必要があることがわかる。
NDフィルターも用意しておきたい。
太陽があるからこそ、ストロボを上手く使っていきたいね。
※もちろん自然光の方がいい場合も多いです、しっかり見極めることが重要!
- カメラマンの仕事は問題を解決すること
上記など屋外などは特に問題が出てくる。
リアルタイムに、できるだけすばやく、答えを出していく必要がある。
- 透過アンブレラはストロボから離せるだけ離すと大きく拡散する
近いとアンブレラの小さい面積しか使えない。
あとストロボの照射角度をしっかりレンズに合わせる、もしくは最大まで広げる。
この辺りの設定をマニュアルで設定できるストロボが望ましい。
- 被写体と比較して光源面積が大きければ光は柔らかくなる
比較には距離も含まれる。
離れると比較して小さくなり、どんな大きな光源でも最終的には点光源になってしまう。
相対的なサイズがキモです。
なので、ストロボはできるだけ近づけて使える環境を作ると効果が高い。
- 被写体にはメイン光の方を向いてもらう
顔の影を飛ばすため、それ+全体で光を回して、細かな影も消す感じ。陰影の表現をするのだが、顔だけは飛ばし気味にできた方が映えるのが女性ポートレート。
- アクセサリは光量が落ちる
透過アンブレラは光量が2段落ちる、ラウンドディッシュは3段落ちる。
またカラーフィルターの類も1段は落ちるはず。この辺りも使うときには考慮しよう。
- 撮影時とデータ見てる時は感性変わってる
なのでできるだけ多くのバリエーションを撮影しておくこと。
後で見直して、いいと思ったりすることも多々あるよ。
- アンダーで撮影したほうが後でラク
特に背景はアンダーになるようにする。
とまぁなんでしょ、撮影の心得みたいなのまで書いてみました。
偉そうに書いてますが、あたしだって全然まだまだなのです・・・
色々勉強していきたいので、何かあればご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。
ではでは。