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【現像】RawTherapee講座 その4 ホワイトバランスとフィルムシミュレーション

ホワイトバランスですが、これも好みの問題なのでどうしようかなw
露出以上に適正ってものがなくって、グレーカードなどを使って合わせてでもいない限り、好きずきでいいのですよね。

 

とりあえず、RawTherapeeでのカラータブの設定ですが、項目は

  • ホワイトバランス
  • 自然な彩度
  • チャンネルミキサー
  • 白黒
  • HSVイコライザ
  • フォルムシミュレーション
  • RGBカーブ
  • カラートーン調整
  • カラー・マネージメント

と、やはり多機能というか多すぎw

あたしが使っているのは、

  • ホワイトバランス
  • チャンネルミキサー
  • フィルムシミュレーション

の3つです。

f:id:poke4wd:20171125004025j:plain

 

ホワイトバランス
まぁそのままですね。
色温度、色偏差、ブルー/レッド イコライザの設定ができます。
モードから選ぶのもありですが、スポイトツールを使って調整するカスタムのほうがいい感じに仕上げられると思います。


スポットホワイトバランスのボタンをクリックすると、画面上を動くカーソルがスポイトのアイコンに変わります。
このスポイトを画面のグレー或いはニュートラルな部分でクリックして、正しいホワイトバランスを決めます。
白飛びになっているグレー/ニュートラル部分では、データが正常に読めないので避けます。
的確なホワイトバランスを見つけるため、画像の異なる部分で何回か試すのが良いでしょう。
スポイトの大きさを変えるのは、サイズ のドロップダウンボックスで行います。
この機能は拡大画面でも使えます。
右クリックで機能をキャンセルすると、スポイトが通常のカーソルに戻ります。

こんな使い方です。
あたしは少し冷たい感じに仕上げることが多いので、色温度をかなり下げる傾向があります。

 

チャンネルミキサー
RGB各項目毎にホワイトバランスの調整が可能です。
最初のホワイトバランスの設定で、好みの設定に追い込めなかった場合のみ、使っています。

 

フィルムシミュレーション
これはフジのカメラでよく使われる機能ですよね。
アナログのフィルムの感じをシミュレーションできるんです。
フィルム時代を過ごした方はちょっと触ってみたくなりますよねw
講座の1でインストールしてると思うのですが、

odn-photo.hatenadiary.jp

どれくらいの種類があるかというと・・・

  • カラー:
    アグファ
    富士フィルム
    コダック
    ロモグラフィー
    ポラロイド

  • モノクロ:
    アグファ
    富士フィルム
    イルフォード
    コダック
    ポラロイド
    ローライ

これらのメーカーのフィルムのほとんどをシミュレーションできます・・・すげぇ。
ロモとか、今の若い方にも、サブカル系な感じが受けてるんですよねw
あたしは富士フィルムのプロビアが好きだったので、Provia 100Fや400F、400Xを使っています。
そのままだとかなりコントラストきついので、強さを80%ほどにして使っています。

 

今回の設定をした写真を比較してみます。
1枚目は露出補正をしただけの写真です。

f:id:poke4wd:20171125003805j:plain

少し温かみがある感じですが、このスタジオはコンクリ打ちっぱなし系なので、もう少し冷たいイメージにしたいです。

 

2枚目がホワイトバランスを変えています。

f:id:poke4wd:20171125003824j:plain

色温度は3800kほど、他の項目も微調整を入れています。

 

3枚目はフィルムシミュレーションで「Provia 400F」を80%で当て、少し露出調整しています。

f:id:poke4wd:20171125003840j:plain

フィルムの粒状感は出せないので、そこはフォトショなどで加工する必要がありますね。
でも少しフィルムの感じが出てるのかな、とか思っています。

 

次回は「レンズジオメトリと現像」です。
ではでは。




 

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【現像】RawTherapee講座 その3 シャープ化とノイズ低減

シャープネスの掛け方とノイズ低減ですが、どの程度行うか?
これは永遠の課題に近いです(^^;

なぜかといえば、写真によって、撮影意図によって変わるから。
同じシチュエーションで撮影しても、人によって変わると思います。

 

あたしの場合、

  • 風景写真:カリッと仕上げてノイズレス
  • コスプレ:カリッと仕上げて雰囲気に合わせてノイズ感を入れる
  • ポトレ:柔らかめでノイズレス

のような感じで使い分けています。

 

RawTherapeeのシャープ化とノイズ低減でできることは、

  • シャープ化
  • エッジ
  • マイクロコントラスト
  • インパルスノイズ低減
  • ノイズ低減
  • フリンジ低減
  • ディテールレベルのコントラスト

があります。

この中から、

  • シャープ化
  • ノイズ低減

この2項目を使用しています。

f:id:poke4wd:20171124030355j:plain

 

シャープ化
シャープネスの設定ができます。
半径、閾値などがありますが、適用量だけの調整でほぼOKかと思います。
シャープにするのであれば500くらい。
ポートレートなどであれば100〜150くらいがいいと思います。
あ、忘れてました、メニューの横にこの印がある項目。

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これはクリックすることで初めて有効になります。
これ忘れると、設定変えてもなにも反映されません(^^;

 

チェックボックスの意味は、

 

  • エッジのみシャープ化
    画像のトーンが均一な部分はシャープ化されません。
    ノイズの多い画像に有効な機能です。
  • ハロ抑制
    シャープ化が強過ぎた時に、画像の明るい部分の周りに発生するハロを抑制します。

 

この辺りは画像に合わせて設定してください。

 

ノイズ低減
いくつも項目があって難しそうですが、通常の画像であれば設定する部分は2箇所で充分です。

  • 方式:LAB
  • ノイズ低減の質:高い

これを選択するだけでOKです。
メニューの横の、この印のクリックも忘れずに、です。

f:id:poke4wd:20171124030057j:plain

※画像はシャープ化のものです

 

RawTherapeeのノイズ除去はかなり強力です。
メーカー製のソフトよりはずっと強力で、LightRoomよりも綺麗に仕上がることがあります。
このノイズ低減のためだけにRawTherapeeを使う、なんて選択肢もあると思います。

 

次回は「ホワイトバランスとフィルムシミュレーション」です。
ではでは。




 

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