とりあえずの最後の設定項目に行きます。
レンズ/ジオメトリの設定です。
ここでは、
- 切り抜き
- リサイズ
- レンズ/ジオメトリ
回転
パースペクティブ
レンズ補正 プロファイル
歪曲収差補正
色収差補正
周辺光量補正
の設定ができます。
切り抜きやリサイズはやりたい方だけやればよくて。
収差も収差を感じられる写真であれば設定する感じです。
あたしが通常使っているのは、
- レンズ補正 プロファイル
- 周辺光量補正
この2つです。
レンズ補正 プロファイル
回転やパースペクティブの修正などを行ったりできるのですが、ここで行っているのは「レンズ補正」です。
デフォルトが「なし」になってしまうんですね。
なので、3つ目の項目である「Manual correction parameters」を選択します。
通常の撮影方法で撮影した写真であれば、ここにカメラとレンズの情報が入っているはずです。
なので選択するだけでOKだと思います。
この設定を行わないと、カメラとレンズの「素」の撮影データにしかなりません。
デジタル補正をかけるための項目なので、「必ず」設定してください。
周辺光量補正
周辺光量落ちの補正や、逆に周辺光量を落としたりなどできます。
どちらも現像後にフォトショなどでも可能ですが、現像時にやっちゃったほうがいいですよね。
ただ、OM-DとPROレンズを使うとほぼ光量落ちはないので、あまり使わないかも。
3枚、比較用に現像してみました。
1枚目はそのまま現像したものです。
後ろの棚などの横のラインがぐんにょり曲がっています。
2枚目がレンズ補正をかけた状態です。
テーブルがまっすぐになっているのがわかります。
3枚目は周辺光量を逆に落としてみました。
こんな感じで暗くして印象付けしたり、もちろん逆に明るく補正することもできます。
今回長くなってしまったので、次回に最後の「現像、その他」を行いますね。
ではでは。