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【現像】RawTherapee講座 その5 レンズ/ジオメトリ

とりあえずの最後の設定項目に行きます。
レンズ/ジオメトリの設定です。

 

ここでは、

  • 切り抜き
  • リサイズ
  • レンズ/ジオメトリ
    回転
    パースペクティブ
    レンズ補正 プロファイル
    歪曲収差補正
    色収差補正
    周辺光量補正

の設定ができます。 

 

切り抜きやリサイズはやりたい方だけやればよくて。
収差も収差を感じられる写真であれば設定する感じです。

 

あたしが通常使っているのは、

  • レンズ補正 プロファイル
  • 周辺光量補正

この2つです。

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レンズ補正 プロファイル
回転やパースペクティブの修正などを行ったりできるのですが、ここで行っているのは「レンズ補正」です。
デフォルトが「なし」になってしまうんですね。
なので、3つ目の項目である「Manual correction parameters」を選択します。
通常の撮影方法で撮影した写真であれば、ここにカメラとレンズの情報が入っているはずです。
なので選択するだけでOKだと思います。
この設定を行わないと、カメラとレンズの「素」の撮影データにしかなりません
デジタル補正をかけるための項目なので、「必ず」設定してください。

 

周辺光量補正
周辺光量落ちの補正や、逆に周辺光量を落としたりなどできます。
どちらも現像後にフォトショなどでも可能ですが、現像時にやっちゃったほうがいいですよね。
ただ、OM-DとPROレンズを使うとほぼ光量落ちはないので、あまり使わないかも。

 

3枚、比較用に現像してみました。

1枚目はそのまま現像したものです。

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後ろの棚などの横のラインがぐんにょり曲がっています

 

2枚目がレンズ補正をかけた状態です。

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テーブルがまっすぐになっているのがわかります。

 

3枚目は周辺光量を逆に落としてみました。

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こんな感じで暗くして印象付けしたり、もちろん逆に明るく補正することもできます

 

今回長くなってしまったので、次回に最後の「現像、その他」を行いますね。
ではでは。




 

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