うちにはまだフイルム時代の資産がいくらかのこっています。
オリンパスもニコンもキヤノンも。
レンズもありますが、まぁカビたりいろいろとアレですが(^^;
そんな中でも使えるレンズに「New FD50mm F1.4」ってキヤノンのレンズがあって。
マウントアダプター経由で付けて、クローズアップフィルターかまして花の写真によく使っています。
ソフトでふわふわした質感がいいのですが。
近代的なレンズとどれくらい差があるか、撮り比べてみました。
比較対象は「M.ZUIKO 45mm F1.8」です。
フルサイズ換算100mmと90mm、F1.4とF1.8と差が少しありますが、上手いこと合わせていきますw
また、絞りは全て開放で撮影しています。
まずはバストアップから。
NFD50mm F1.4:
MZ45mm F1.8:
この写真だけではどんな感じかわかりづらいので、クローズアップ!
NFD50mm F1.4:
MZ45mm F1.8:
シャープさが全然違いますね。
ただこれは被写界深度の差も出てると思います。
シャープならいい、という問題でもないのがレンズの難しいところ。
次はもう少し引いて見ます。
NFD50mm F1.4:
MZ45mm F1.8:
玉ボケの形や質がやはり違いますね。
NFD50mmの後ろの赤い光とか、すごいことになってますw
とはいえ、この柔らかい感じもけっこういいかな、と思います。
次は暗い場所で強い光源がある難しいところ。
NFD50mm F1.4:
MZ45mm F1.8:
NFD50mmはまずフォーカスが合わせられないw
EVFのブーストかけてもぎりぎり見えるくらいの明るさでした。
これマニュアルで合わせるのはちょっと無理です・・・
そして光の階調や彩度もよくない・・・
MZ45mmはさすがですね。
オートフォーカスで補助光使ってしっかり合わせてくれます。
色の出方も完璧かな?
こういった場面ではやはりオールドレンズは難しいです。
ざっとまとめてみますと、
NFD50mm/F1.4:
- バストアップでのポートレートであればソフトな描写が逆にいい感じにも見える。
- 収差とかもすごく、フリンジも出る。
MZ45mm/F1.8:
- さすがの写り。
- 見た目が安っぽい以外、悪いとこがないレンズだ。
こんな感じですかね。
あたし的にはぜんぜん使っていけるレンズかと思っています。
ソフトな感じがポートレート向けかな?と。
フリンジも収差も現像である程度なんとかなるしw出ても味とか言っちゃえばいい!w
うん、悪くないよね♪
冗談抜きでフリンジが逆にいい感じに見える。
次回を考えるなら、
- MZ45mmのF1.8 vs F1.2 PRO
- NFD50mm vs IBELUX40mm F0.85
とかかな?w
つまりどちらかを購入予定だ、ということです…(^^;
みなさまはどちらがいいと思いますか?
業界絶賛のF1.2 PROか、驚異のF0.85か。
ではでは。